火災保険の見直しをするなら値上げ前の今!補償の確認はどうやってするの!?

50年に一度の大雨

熊本地方の豪雨災害で被災された方々には心からお見舞い申し上げます。また、一日でも早く復旧し、平穏な生活に戻られることを心からお祈りいたします。

こんにちは。

100年に1度の疫病と言われているコロナと、50年に1度の豪雨が同時にやってきた現在。沢山の人出が必要なのに、県外からきたボランティアは参加できないという事態にもなっているようです。

2019年は大きな台風が甚大な被害をもたらし、2018年は、水害、風災、地震と災害のオンパレードでした。

こういう事態に頼りにしないといけないのが火災保険ですよね。

ということで、今回は火災保険について書きます。

火災保険各社値上げ!!

昨今の災害の異常な多さの影響をもろに受け、損害保険会社どこも大きな赤字となっています。それを受け、各社値上げを発表しています。

AIG損害保険は先行しては10月に値上げを発表。東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険の大手4社も来年1月に全国平均で6~8%値上げを発表しました。値上げの高い地域では1割以上の値上げになるとの見通しも出ています。

2018年には過去最高の保険金を支払いましたし、近年の自然災害の多さを考えるとしょうがないでしょう。ここ数年の間にも何度か値上げをしてきましたが、今回の値上げ幅は過去最大規模になると言われています。

また、今は火災保険の契約を最長10年前納できますが、これを5年に短縮する話も出てきています。(昔は35年前納できました)


火災保険の内容確認と大切なこと

まず皆さんに行っていただきたいのは、今の火災保険の内容確認です。

証券を確認し、何の補償がついていて、何がついていないのかを確認してください。

補償の見直しのお話は後半書きますが、今から最も大切なことを書きます。

できましたらこれは皆様すぐに取り組んでいただくことをお勧めします。

まず、そもそも証券がない人はすぐに再発行し大切に保管しておいてください。

そして、その保険会社の事故受付電話番号を自身の携帯電話登録しておいてください。

この作業はなるべく家族全員行うことをお勧めします。災害にあったときに誰からでも保険会社に連絡がとれるようにしておきましょう。災害に遭ったら証券は紛失してしまうかもしれませんが、その保険会社に電話さえすればなんとかなります。

万が一、被災してしまったら・・・

最後に、万が一被災されたら、被害にあった場所の写真を撮っておいてください。携帯電話で十分です。写真はできる限り沢山、被災に関係ありそうな家のすべての場所を撮っておいてください。壁の傷やひび割れ、壊れた食器や、家電製品など全てです。

それらをもって給付申請をしますので、あとでとても重要な証拠になります。

おまけとして知っておいてほしいのは、給付後に被災した場所を直したら、その直した部分の写真も撮っておいてください。そして業者に支払った代金の領収書も保管しておくことをお勧めします。後で保険会社に確認されることがあります。

火災保険は確率論ではない

火災保険は、住宅購入や入居の際に、なんとなくお守り程度に加入されますが、これだけ災害が増えている昨今「いつかはくる」という意識で準備しておくことが必要ではないでしょうか。



ということで今回の本題です。

火災保険の見直しについて

各保険会社が値上げに踏み切る前に、ぜひ自身の火災保険の内容を確認し、「いつかはくる」災害に対して本当に安心できる内容なのかを検討してみてはいかがでしょうか?

「うちは高台にあるから水災はいらない」と考えてご加入した一軒家のご家庭も、昨今の大雨の状況を考えたらどうでしょうか?近くに川がなくても、例えば地下の貯水量がいっぱいになりマンホールから噴き出してくる可能性もあります。

保険を考える時に大切なのは、なるかならないかではなく、なったときにどれだけ困るのかを考えることです。

そう考えたら、細かな特約を色々つけるよりは、いわゆる大きな被害になる可能性のある、自然災害(風災、水災、地震)をしっかりとご検討いただくことが大切だと考えます。

ここまでをまとめますと、風災水災地震の補償がどうなっているのかを、証券で確認する。

それが自身のニーズにあっているのかを、この時代背景に照らし合わせもう一度しっかり考える。

その上で、見直しが必要だという答えに行きついた方に向けて、ここから最後のお話です。

火災保険見直しの具体的な3つのパターン

まず、今ご加入中の火災保険によって、特約を付加できるものと付加できないものがあります。

途中付加できない人の中には、今の保険がお宝保険の人とそうじゃない人がいます。

つまり

途中付加できる人①

途中付加できない人(今の保険がお宝保険)②

途中付加できない人(今の保険がお宝保険じゃない)③

に分類できますので、それぞれの対策とやり方を書いていきます。

①途中付加できる人

ご加入中の保険に最初加入するときに前納している方がほとんどだと思います。新たに特約を付加する場合、その特約を、もともと加入している保険の残り期間分前納する必要があります。

つまりもともと家を建てた時に加入した火災保険が、ローンの諸経費の中に組み込まれていて35年分前納していたとして、今が家を建ててから10年目であれば、特約を付加するときに、この特約の保険料を、ここからの25年分前納する必要があります。

保険会社から書類を取り寄せ、ご記入ご返送、振込で完了です。

前納していない(月払いや年払い)人は、書類を提出するだけで手続きか完了です。翌月からその特約分が足された金額が引き落としになります(年払いの月按分などの必要額が出た場合は振込の必要があります)

②途中付加できない人(今の保険がお宝保険)

途中付加できない人は、今の保険を一旦解約し新たに加入し直す必要があります。

ただ、例えば今の保険が35年前納していたとしたら、新たに加入し直しても、今のルールで加入し直すので10年までしか前納できません。せっかく35年分前納していたのにもったいないですよね?(前納には前納割引が効いていますので)

どんどん料率改定になり値段があがっているのに、安かった時に前納した保険を解約し、今の料率とルールで加入し直すのはどう考えてもやめた方がいいですよね。であれば特約はつけられませんがどうしたらいいのか。実は保険会社によっては、すでにご加入中の火災保険があっても加入できる会社があります(基本は1つの建物に1つの火災保険ですが例外として)

例えば日新火災海上保険はその代表です。主契約の火災だけは外せないので必ずついてきますが、それ以外は付加したい特約のみをつけます。このやり方だと、ベースの部分として、もともとご加入中の良かった時代の保険(お宝保険)を残しつつ、付加したかった特約もカバーできます。ただ、デメリットは、絶対に外せない主契約の火災の補償が被ってしまうことです。2つの保険の保険料を払っても、火災は実損払いなので、実際の損失分しか給付がでません。つまり、1つの保険料を払っていても、2つの保険料を払っていても、給付額は同じですので、完全に払い損です。それでも、今ご加入中の保険を残したほうがお得な場合はこのやり方がおすすめです。

③途中付加できない人(今の保険がお宝保険じゃない)

この人はシンプルですよね。もともとあまり良い保険でもなく、補償内容もニーズに合っていないのであれば、一旦解約し、別の火災保険に加入し直してください。

前納している場合は、残り期間分を月按分して返金してくれます。ただし、前納割引分は差し引かれるので、ここで少しだけ損は生まれます。つまり、もともと10年前納で20万円払っていたとして、今が5年目(半分)なので、解約したら10万円が返ってくるのかといったら答えはノーです。あくまでも20万円は前納割引が効いても金額だったのでそのぶんは、本来の前納割引がなかったという金額の年間保険料×経過月数が引かれます。

例えば、もともと前納しなければ年/2.1万円だったとしたら、2.1万円×5年=10.5万円です。

なので、20万円―10.5万円=9.5万円が解約したら返金されるということです。

お判りいただけましたでしょうか?

もちろん詳細は各保険会社によって違うので、それぞれの保険会社に問い合わせて確認してくださいね

最後に、多くの保険会社は、天気予報で大きな台風や大雨が近づいてきたら、駆け込みでの特約付加ができなくなるのでお気をつけください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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