子育て世代にありがちなライフプランとマネープランの傾向と対策

子育て世代にありがちなライフプランの傾向と対策

こんにちわ。

さて今日は、子育て世代にありがちなライフプランのパターンと、その傾向と対策をお伝えしていこうと思います。

その前にこちらの記事を読んでいただくと、

よりわかりやすいと思います。

ライフプランってシュミレーションてなあに!?

 

私自身過去に子育て世代のライフプランを3000件以上作成してきましたが、

全く同じものは一つもありません。

その前提はわかっていただいたうえで、

本日は一般的にありがちな3つのパターンにわけて

解説していこうと思います。

 

1、20代に多いヨット型ライフプラン

20代に多いタイプです。

若くして結婚出産したりするとこのタイプになりがちです。

若いうちは、給料も少なく、月々の余裕がありません。

当然貯金も少なく、何かあった時のリスクが圧倒的にあります。

そのかわりに、子供が巣立ってから、老後まで時間があるので、

老後の準備をする時間をしっかりととれる傾向になります。

とにかく固定費のかかる支出には慎重な判断が必要です。

一見今余裕がないので、少しでもそこから抜け出そうと、

資産運用に興味を示しがちですが、将来より今がとにかくリスクです。

資産運用よりは、今使える貯金を積み上げていくこと。

保険は掛け捨てにし支出をおさえる今を乗り切る準備をしておくこと。

住宅購入は慎重に考えないといけないこと。

などがあげられます。




2、30代に多いM型ライフプラン

一番オーソドックスなパターンです。

30代ぐらいで結婚出産を迎えると多いパターンです。

子供が大学を迎えるまで黒字が続き、大学期間は赤字。

その後子供が巣立ったら黒字、老後は赤字というパターンです。

このパターンの家庭はまず、ライフプランを作成し、

現状を把握することが特に重要です。

例えば、iDeCoや年金保険など、老後への準備をしっかりやっていて学費が手薄とか

貯金や学資保険など、手元資金や学費の準備は万全だけど老後が手薄とか

これからくる2つの山のバランスをとっていく必要があります。

今自分たちにとって本当に必要なのは何かを把握すること

今の資産運用やマネープランが適正かを確認すること

保険は掛け捨てから積み立てや終身に切り替え老後まで見据えた長期プランを作成すること

住宅購入については、住宅ローン減税後、学費がかかりだしても払っていける範囲を把握しておくこと

などが大切です。



3、40代多い山型ライフプラン

30代後半以降で結婚出産をするとこのパターンになりがちです。

学費のリスクと老後のリスクが一緒にきたり、

学費が終わったらすぐに老後というパターンです。

このパターンの家庭は、

学費の準備と老後の準備をセットで行っていかなければいけません。

人によっては、iDeCoや退職金を学費にあてれる人たちもいます。

逆に給料が一番高い時期に学費がかかる可能性もありので、

奨学金や高校の無償化制度などの恩恵は受けれないこともあります。

この家庭は、結婚や出産までに貯めてきた貯金がしっかりある場合があるので、

それを老後に向けてしっかり運用していくのをお勧めします。

保険は年齢的にも高くなるので、掛け捨てはもったいないですから、なるべく積み立てなどで無駄をなくしていきたいですね。

さらに、給料の高い時期に学費がかかりますので、

税制優遇などはフル活用したいので、iDeCoなどの優遇商品は

夫婦ともに上限までかけていきたいですね。

なるべく大きな山を築くために積極的な資産運用を検討すること

無駄をなくし、積み立てや税制優遇商品を活用すること

膨らんだ預貯金があれば積極的に運用すること

住宅購入は、ローンが老後まで及ぶ可能性があるので繰り上げ返済まで視野に入れた資金計画をたてること

などがあげられます。

いかがだったでしょうか?

皆さんはどのパターンでしたか?

もちろん本来はそれぞれの家庭にそれぞれのパターンがあります。

しっかりとご家庭にあったライフプランを作成し資金計画をたてていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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