10月8日(火)の赤maru! – FM大阪 85.1 (fmosaka.net)
大阪・なんばにあります「FM大阪」から生放送でお送りする『赤maru』
この番組は「赤松悠実」さんが日替わりの芸人さんを相方に、
おもろいこと、へぇ~!ということ、美味しい!うれしいことからニュースまで!
火曜日の相方は「モンスターエンジン」!!
2時半ごろから
『maruっとmaruごと人生のミカタ』
今週はファイナンシャルプランナーもりつぐ先生が出演されました!!
この日のトークテーマは
『年金の制度改革』
老後になると貰える「年金」
ライフプランでも老後の生活の計算の中に、しっかり入れていますが、
今、この年金制度自体の存続のために、改革が必要だという動きがあります。
そもそも年金制度って?
支える人(年金を支払う人)と貰える人(年金を受け取る人)がイコールでないと成立しない制度です。
また現役世代が支払っている年金は、自分の老後のために積み立てているわけではなく、”今”必要としている老人へ、そのまま渡しているお金になります。
昔は、7人の若者で、1人の老人を支えていました。
今は、2.5人の若者で、1人の老人を支えています。
今後はさらに少子高齢化が進み、1.5人の若者で、1人の老人を支える時代になると言われています。
つまり、現役世代の年金を支払ってくれる若者の割合と、老後を迎えて年金を受け取る老人の比率が偏ることで、現役世代への負担が非常に大きくなってきているのです。
年金制度の問題点
①少子高齢化がさらに進む
今後1.5人で1人を支えるのはさすがに厳しく、支えてくれる人がいないのであれば、どうやって財源を確保するかが大きな問題となっています。
②「130万の壁」が足枷になっている扶養家族問題
社会保障制度には【130万の壁】と言われるものがあります。
年収130万円以下の人は扶養家族として認められ、自分では社会保障を払わずに扶養してくれる家族の社会保障に入らせてもらうことができる制度です。
ただ、最低賃金も上がってきている現状、時給が上がればこれまでと同じ時間働いてしまうと130万円を超えてしまうことも・・・
そのため、敢えて130万円以内に収まるように労働時間を抑える動きもあり、働けるのに働かない人が出てきています。
扶養家族の在り方を見直さないといけない!
年金制度の改革案とは?!
①パートさんにも社会保険をかけよう!
すでに大企業では「130万の壁」ではなく、106万以上の年収がある人であれば、社会保険をかけるように、取り組みが始まっています。
社会保険を自分で支払うとなると負担は増えますが、老後に貰える年金が増えたり傷病手当など、保障も大きくなるので、決して悪い事ではありません。
年金を支払ってくれる現役世代の絶対数をいかに増やすか!が重要なのです。
②年金の支払い期間を延長
現在の年金支払い期間は20歳~60歳までの40年間です。
ただ年金受給は65歳からと空白の5年間があります。
この5年間を埋める形で年金支払い期間を20歳~65歳まで、5年間延長する案が出てきています。
この他にも改革案はありますが、そのお話は次回以降で!
お楽しみに!!!
より詳しいお話は是非!radikoのタイムフリー機能で振り返り視聴してみてください。
2024/10/08/火 14:00-16:00 | 赤maru | FM大阪 | radiko
※もりつぐ先生の出演は14時34分ごろからです。
もりつぐ先生の会社【株式会社人生のミカタ】では
担当のファイナンシャルプランナーが皆さまそれぞれの状況に合わせて
ライフプランを作成し、資産運用のアドバイスをさせていただいております。
気になる方はぜひ、お問い合わせくださいね!
来週は、まっすん先生が出演します!
お楽しみに!