大阪・なんばにあります「FM大阪」から生放送でお送りする『赤maru』
この番組は「赤松悠実」さんが日替わりの芸人さんを相方に、
おもろいこと、へぇ~!ということ、美味しい!うれしいことからニュースまで!
火曜日の相方は「モンスターエンジン」!!
2時半ごろから
『maruっとmaruごと人生のミカタ』
今週はファイナンシャルプランナーもりつぐ先生が出演されました!!
この日のトークテーマは
『年金の制度改革-後編-』
先々週の話の続きになります。
改めて、前回の振り返りをしつつ、年金の基礎知識から解説します。
前回の振り返り:年金制度の問題点
①少子高齢化による財源確保の問題
年金を支払う人と受け取る人のバランスが大きく崩れてきており、財源確保が厳しい状況となっている。
②130万円の壁による扶養家族の労働時間の問題
本来であれば、まだまだ働ける人たちが、「130万円の壁」があることにより、働く意欲が削がれ、人手不足に拍車をかけているのでは?
最低賃金も上がってきた現在において、放置できない問題!
年金制度の改革案
①短時間労働者を含む、基本全員に社会保険を完備
本人だけでなく、会社への負担もある。
収入が低い人達にとっては、さらに手取りが少なくなる問題もある。
②年金に支払い期間延長
現在は60歳までの支払いだが、受け取れる年齢の65歳まで支払い期間を延長させる。
③基礎年金の給付抑制を早期停止
◆マクロ経済スライド:年金の支給額は世間の物価上昇には合わせない
物価上昇時代の今、年金の支給額が上がらなければ、年金をカットしてるわけではないが、実質価値はカットしている状況。
この差が広がり過ぎると、国民が疲弊してしまうので、ある程度のところでは止めようとなっていましたが、今回の財政検証により、当初の予定よりも早めに止めれるのでは?と言われています。
④在職老齢年金の見直し
65歳以上で、年金生活になっても働き、たくさん稼いでいる人の年金をカットする制度自体を見直そう!
⑤保険料の基準額の上限を上げていく
給料が月額65万円までは、給料に応じて、社会保険料も比例して上がっていく。
月額65万円が上限のバー
月額65万円以上はいくら稼いでも同じ社会保険料。老後の年金も同じ額。
最低賃金も上がっている今、上限を65万円とせずに、さらに引き上げていこう、という流れに。
今後も年金を安定して供給していけるように【財源の確保】を必死に考えています。
とは言え、国の制度に全部頼りきりではなく、【自助努力】も大切です。
ご自身の老後が不安な方はプロにご相談ください。
より詳しいお話は是非!radikoのタイムフリー機能で振り返り視聴してみてください。
2024/10/22/火 14:00-16:00 | 赤maru | FM大阪 | radiko
※もりつぐ先生の出演は14時35分ごろからです。
もりつぐ先生の会社【株式会社人生のミカタ】では
担当のファイナンシャルプランナーが皆さまそれぞれの状況に合わせて
ライフプランを作成し、資産運用のアドバイスをさせていただいております。
気になる方はぜひ、お問い合わせくださいね!
来週も、もりつぐ先生が出演します!
お楽しみに!