あけましておめでとうございます!

こんにちは。ファイナンシャル プランナーの森次です。
 
2026年が皆様にとって健康で充実した一年になることをお祈りいたします。
さて、2026年はいったいどんな一年になるのでしょうか。
 

新NISAと〇〇ショック

たまたま新NISAが始まってから大きな株価の下落を経験していませんが、インデックスファンド(オルカンやS&P500)を構成する企業の株価の中には、かなりの割高で買い付けているものもあります。
長期的に見て平均値に統合されていくと考えたら、ここから数年間は3%ぐらいの利回りが続くか、もしくは○○ショックのような大きな株価の下落が来るかもしれません。
来年からは半導体不足の影響でPC機器がかなり値上がりすると言われていますが、世界最大の半導体メーカーTSMCのある台湾と中国の関係も気になるところです。
2020年から現在までS&P500株価指数(アメリカを代表する500社の指数)は数倍になっていますが、「マグニフィセント・セブン」と称される、米国株式市場を代表するテクノロジー企業7社の株価を抜いた493社でS&P500指数を見てみると、2020年から全く増えていません。
マグニフィセント・セブンはすべて半導体に依存している企業です。

万が一、台湾で有事が起きたら?

○○ショックが起きるかもしれません。というか、歴史を見る限り、数年に一回は必ず○○ショックのような大暴落は起きています。
○○ショックが起きても皆さんは今までどおりに投資を続けられますか?
投資の世界で最も重要なのは市場に居続けることです。
投資は長く続けることで複利効果を生み出し、より価値が高まります。
今の株価は、リーマンショックの影響も、コロナの影響も受けていません。
今の株価を決めているのは、今も世界に価値を生み出し続けている企業の利益と期待値のみです。
その時々のマーケットの上下は長期的に見たら、すべて企業の利益に吸収されるタイムラグに過ぎないのです。
一時の不安に飲み込まれず、投資の神様ウォーレンバフェットさんの言葉を思い出してください。
「投資の利益は忍耐に対する報酬である」
 

本格的な物価上昇時代

コロナ明けからの物価上昇率は、平均約3%をキープしています。
ただ、海外先進国の物価はもっと高く、輸入品の値段は、今後もますますあがっていくと考えられます。
原材料や輸送費などが値上がりすれば、国内の様々な商品やサービスの値段も影響を受けます。
まだまだ物価上昇時代は続いていくでしょう。
今後は、今まで以上に預貯金の価値が下がるので、目的に合わせた『お金の色分け』を考える必要があります。
また、日本は空前の少子高齢化、働く人が足りていないので、人件費をアップしないと人材を確保できず、最低賃金は今後も上がり続けていくと考えられます。
企業は、価格決定力があり値段をあげても利益の下がらない企業だけが、値上げをした売り上げを人件費に転嫁でき、より優秀な人材を集め、生き残っていきます。
逆に言えば値上げをできない企業はどんどん苦しくなり、企業は2極化していくと考えられます。
そうなるとそのマーケット(全世界とかアメリカとか)のすべてを買い込むインデックスファンドにとっては逆風となるでしょう。
 

住宅ローン金利上昇

2025年、住宅ローンの変動金利が約0.4%引き上げられました。 
住宅ローン金利は、一般的に日本銀行の政策金利と、10年物国債利回りの動きに応じて変動します。
 
12月に日本銀行は政策金利を0.75%とすることを決定しましたが、政策金利が0.5%を超えるのは約30年ぶりです。
また、10年国債利回りは2%を超え、こちらも26年ぶりです。
これらの影響を受け、2026年は、さらに1%以上変動金利が上がる可能性も出てきています。
そうなると多くの方が、住宅ローン控除の終わったタイミングで繰り上げ返済をしたほうが良いのではと検討し始めますが、ここでも大切なのは落ち着いて考えるということです。
まず2025年度の物価上昇率は約3%をキープしています。
上記でも記載したように、この流れはこの先も当分続くと考えられます。
ということは、住宅ローン金利以上の物価上昇率ということですから、確かに住宅ローン金利はあがっていくけど、それ以上に給料も上がっていく可能性が高く、少なくとも借金自体の価値が下がっていると考えられます。
仮に、資産運用利回りが住宅ローン金利以上になると考えられるのであれば、繰り上げ返済する予定の原資を使って資産運用しておき、必要なときに引き出したり繰り上げ返済したりを選択できる状態を続けておく方がライフプランの急な変化にも対応できます。
 

まとめ

ここに書いたことはあくまでも『予測』です。必ず今年そうなるということではありません。
ただ、『予想』ではないので、早かれ遅かれここに書かれた方向に進んでいっているよということも頭の片隅に置いていただき、何が起きても不安に飲み込まれず、周りに流されず、「自分の家はどうなんだろう」という人生全体の最適解を探すことを考えるようにしてください。